プログラマという職業は依然として人気ですが、ただスキルを身に付けただけでは、必ずしも楽しく働けるとは限らないこともあります。なぜなら、仕事に充実感を得るにはやりがいが必要だからです。では、プログラマという職業ならではのやりがいとはいったいどんなものなのでしょうか。
やりがいの1つとして考えられるのは、「常に最先端に触れられること」でしょう。プログラマが生きるITの世界は、その他の業界に比べて変化の速度が格段に速いと言われることが多いです。最先端と呼ばれた技術が数年後には時代遅れと言われることも珍しくはないほどです。
これは、プログラマは常に新たな知識を身に付けていく姿勢が求められるという大変さを背負うことではありますが、同時に、大半の人はまだ知らないことに真っ先に触れられる機会を得られるということでもあります。新しいものにワクワクできる人にとっては、そこに大きなやりがいが秘められていると言えるでしょう。
また、別のやりがいとしては「社会貢献の幅広さ」も挙げられます。IT技術はもはや一部の先端層だけが関わる領域ではありません。コンビニでも、レストランでも、病院でも、役所でも、どこにだってシステムが存在し、我々の暮らしをより便利にしてくれています。
そんなシステムを新たに開発したり、不具合を直したり、長く稼働できるように保守をしたりというスキルを持っているなら、どんな業界であっても活躍できますし、その成果が社会を豊かにすることにもつながっていくのです。自分が関わったシステムを通じて誰かが幸せになっているところを目にできるというのは、何にも代えがたい大きな報酬でもあるとも言えるはずです。