IT業界でプログラマとして活躍していく上でこの仕事ならではの苦労はたくさんあります。中でも頭を悩ませる人が多いと言われるのが職場の人間関係です。
フリーランスのプログラマとして活動している場合、契約を結んだ企業に出向して業務を行う形となります。毎回職場が変わることで新鮮な気持ちで取り組めるというメリットもありますが、必ずしも全ての職場で恵まれるとは限りません。相性の悪いスタッフばかりで苦労をさせられるという事例はよくあります。
また、新しい職場に出向するたびに1から人間関係を構築しなければいけないことに不便を感じる人も少なくありません。
仕事に対するモチベーションの低下を悩みに挙げるプログラマもいます。プログラミングの仕事は数ヵ月単位で終わる短い物から数年掛かる大規模プロジェクトまで様々です。プロジェクトによって若干の違いはあるとはいえ、プログラミングという基本業務に変わりはありません。日々同じ作業の繰り返しでモチベーションが低下してしまう人も多くいます。ある程度キャリアを積むとプロジェクトの規模で負担が大きくなることを知っているため、取り組む前から気持ちが下がってしまうのです。
日々進化を続けるIT業界では常に最新の技術と知識を身に着けておく必要があります。そのためには現状に満足をせずに勉強し続けなければいけません。向上心や新しいことに挑戦する気持ちを持ち続ける難しさもプログラマの苦労の一つです。